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伝統文様の意味を調べてみた。青海波、麻の葉、七宝、亀甲、紗綾形

錫の箸置き 雑学

友人から錫製箸置(5つ)を頂きました♪

錫の箸置き

友人「好きな柄で使ってもよし。箸、スプーン、フォーク等、用途別に使ってもよし」
私  「いや・・・さすがに用途別に使うとか、一度に一人で箸置複数も要らないし」

とは申したものの、せっかくのきれいなお品♥
このまま仕舞い込んでしまうのも勿体ない。
どれか一つを選んで、日常使いにしたいのですが・・・なかなか決められない(^_^;)

私  「そうだ!柄には意味があったはず!意味で決めよう」

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「青海波」文様の意味

青海波

扇形を波に見立てて表した幾何学模様。

大海原で無限に広がる穏やかな波模様に、「未来永劫の願い」と「人々の平安な暮らしがいつまでも続くように」という願いが込められている。

発祥地はペルシャ。
シルクロードを経て平安時代に日本に伝わる。

雅楽『青海波』を舞う舞人の衣装が「青海波」であり、この雅楽が名前の由来になったとか。

「麻の葉」文様の意味

麻の葉

六角形の幾何学模様。

麻の葉は成長が早いことから「子供の健やかな成長」の願いが込められている。
また麻の葉自体に邪気を払う性質があると言われていることから「魔除け」の意味がある。

平安時代から仏像の装飾などに使用されてきた柄で、後にこの模様が麻の葉に似ていることから「麻の葉」柄と呼ばれるようになった。

昔から産着の柄として親しまれている。

「七宝」文様の意味

七宝

円を4分の1ずつ重ねた文様。

円形が永遠に連鎖し繋がる柄であることから「円満」「調和」の願いが込められ、「富貴」と「無限の子孫繁栄」を表す。

円が四方八方に広がっていくことから「しっぽう」となり、人とのご縁は七宝(七つの宝)と同等の価値があることを示す。

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~ 七 宝 ~
仏教の経典に出てくる七つの宝。
「金、銀、瑠璃、玻璃、しゃこ貝、珊瑚、瑪瑙」の七種の宝。世界中の財宝を表す。
(または「金、銀、瑠璃、真珠、シャコ、マイ瑰、瑪瑙」の七種)

「亀甲」文様の意味

亀甲

六角形の文様。
漢字の通り亀の甲羅を模したもの。

亀は鶴と同じように長寿の象徴であり、亀甲柄には「長寿吉兆」の願いが込められている。

かーなーり古い時代からある文様で、西アジアでは紀元前のレリーフに見られるとか。
日本では平安時代に定着し、現在でも割とよく目にする文様。

「紗綾形」文様の意味

紗綾形

卍を斜めに崩し連続してつなぎ合わせたもの。

連続卍つなぎは、「不断長久(絶えることなく長く続く)」という意味があるので、「家の繁栄」や「長寿」の願いが込められている。

桃山時代に中国・明から伝わった絹織物「紗綾」の地文様に使われていたので「紗綾形」と呼ばれるようになった。

まとめ

・青海波=穏やかな暮らしがいつまでも続きますように

・麻の葉=お子様が健やかに成長しますように

・七 宝=円満で調和でご縁がありますように

・亀 甲=長生きしますように

・紗綾形=我が家が繁栄しますように

以上が私の頂いた箸置きに込められた5つの願いということになります。

今の私が一番願うのは…これです!

青海波 ~穏やかな暮らしがいつまでも続きますように~

…もうこれしかないです。

ここ数か月間の家族に起こる様々な不調等々
(病気入院複数、骨折、在宅介護…の手配が間に合ってない、退院したのに転倒するetc.)
平穏な暮らしになりますようにッ!!

私の切なる願いです…
頼みますよ…青海波さん!

そんな我が家の状況は横に置いておいて…(^_^;)

日本の伝統文様を調べるのは、なかなか面白いです。

今回は頂いた箸置きの5つの柄をピックアップしてみましたが、まだまだたくさんの文様があります。
矢絣、市松、鱗、鹿の子etc.

持っているだけでも楽しい伝統模様たちですが、意味を知っているとより面白く、きっと様々な場面で重宝すると思います。

着物の柄とか、贈り物を選ぶときとか…いろいろありますよねぇ…

奥深いです、柄の世界。
また何か文様で迷うことがあったら、再び調べてみようと思います♪

錫の箸置き(青海波)

↑ ついに開封! ピッカピカ☆ ↑
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