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お盆の迎え火が燃えない時の炊き方!火を消さない方法

迎え火 歳時記

迎え火

お盆ですねぇ…。

無事に迎え火は終えられましたでしょうか?

我が家は、今年も13日に無事に迎え火を行うことができました。

毎年毎年のことですが、この迎え火……着火が難しい(^_^;)

我が家も例年、母と「火がつかない!」「消えたっ!?」と大騒ぎしながら迎え火と格闘していました。
湿気って火が付きにくかったり、風が強くてやっと着いた火が消されてしまったり…etc.

ですが!ここ数年、色々調べて試してみることで、安定して迎え火を焚くことに成功しております。

せっかくなので我が家の迎え火の作り方をご紹介させて頂きます(笑)

手早く迎え火を焚いて、ご先祖様たちが道に迷うことなく家へお戻りになれるように…がんばりましょう!

 

 

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お盆の迎え火が燃えない!?我が家の焚き方・作り方をご紹介

<用意するもの>
・素焼きの植木鉢
・松明
・新聞紙 または 燃えやすい紙
・おがら
・バケツに水 または ホースでいつでも水が出せるように(消火用)

 

1.素焼きの植木鉢の中に適当な大きさにちぎったり丸めたりした新聞紙を入れます。

2.松明も素焼きの植木鉢の中に入れます。

3.おがらも10cmくらいの適当な長さに折って素焼きの植木鉢の中に入れます。

4.チャッカマンなどで着火

5.火が消えたら水をかけ、完全に鎮火させます。

 ※1~3.はどの順番で行っても問題ありません。素焼きの植木鉢の中に全部入れます。

以上です。

 

 

お盆の迎え火 我が家のやり方(解説)

素焼きの植木鉢

ほうろく皿の代用品として使用しています。
元々は金属製の四角いトレイを使用していましたが、皿やトレイですととにかく「風に弱い」

せっかく火が松明等に灯っても、あっというまに風で吹き消されてしまいます。

毎年、母と身体を使って風から火を必死になって守っていました。

 母 「風上にしゃがんで!」

 私 「わかった!」

(燃えない松明を囲み、しゃがみこんで必死に着火する親子)

そこで登場するのが「素焼きの植木鉢」

植木鉢ならあの形状が壁となり、中の火を風から守ります。

 母 「峠の釜めしの“釜”を使おうと思ったんだけど、植木鉢なら下に穴が開いているから空気の通り道になっていいかと思って」

そういう理由で、素焼きの植木鉢が採用されることになりました。

 

新聞紙 または 燃えやすい紙

説明するほどのことではありませんが、
新聞紙 または 燃えやすい紙 は、火をつけやすくするために入れます。

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直接、松明に着火してもなかなか燃えない。そもそも火自体がつかない。

キャンプで飯盒炊爨(はんごうすいさん)やバーベキューをするときと同じような感じです。
薪や炭に火をつけるため、新聞紙に火をつけてから薪や炭に火を移す…
そういうイメージです。

 

おがら

おがらは、なすやキュウリを牛や馬に見立てるときに使うあの木の棒です。

 母 「この木の方が燃えやすいから」

と、母がボキボキ追って、迎え火の鉢に入れたのが始まりです。

役割としては、新聞紙たちと同じです。

薪より燃えやすいので、おがらを燃やすことでその火を薪に移す役割を担います。

 

チャッカマン等で着火

説明するまでもありませんが、ライターではなくチャッカマン。

できるだけ持ち手から火の出る先端までが長いものの方が、安全。

鉢に入れた松明に火を付けつつ、一緒に入れた新聞紙等の紙類にまずは着火。
後は、新聞紙に着いた火が無事に松明やおがらに燃え移るのを待つだけ……

とはいえ、長年、松明に火がつかない・燃えないが悩みの種だった時の後遺症なのか(^_^;)
念のため…と、私は一人、松明を2本ほど手にし、台所のガス台にて松明に着火。

室内で着火させた松明を手に迎え火を行っている玄関前・素焼きの植木鉢の元へと戻りました。

戻る途中で、

 母 「松明に火がついたよ!燃え始めた!」

という母の声を聞きましたので、ほっと一息。

今年は、室内から火を持っていかなくても、無事に迎え火を焚くことができました。

 

バケツに水

言わずもがな…消火用です。

迎え火が消えたときに完全に鎮火させるために用意しておきます。

色々なことを考慮して、火を焚く前から手の届くところに用意しておきます。
火は怖いですからね。

基本的に迎え火の火が消えたら、素焼きの植木鉢の上からひしゃくなどでじゃばじゃばと水を掛けます。

さらに念を入れるならば、水を掛けた素焼きの植木鉢ごと、水を張ったバケツの中へ入れ、しばらくの間、浸けておきます。

完全に鎮火させましょう。

 

 

まとめ

以上が、我が家の迎え火の仕方となります。

松明が燃え始めたら、あとはひたすら揺れる炎が消えるまで、じーっと見続けます。

訪れるご先祖さまに思いを馳せるべきなのかもしれませんが、物理的な意味で、火から目を離してはいけませんので…
松明たちが燃え尽きるまで、母と二人で揺れる炎を見続けました。

しかし、この方法で迎え火を行うようになってから、確かに迎え火にかける時間が短縮されました。
あの着火しない松明たちとの戦いを思えば、なんと素早くなったことよ(笑)

送り火も同じ方法で火を焚いて、無事にご先祖さまたちを送り出したいと思います。

 

 母 「あ、おばあちゃんに『迎え火やったよ』って動画みせないと!」

 私 「はいはい、撮影しときますよ…」

私は火が消えるまで、スマホで動画撮影をしておりましたとさ(^_^;)

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