ここ数年、人気の調味料の「塩こうじ」
我が家でも豚肉を漬けて
「柔らか~い♪」
と、感激したあの日から、常備調味料の一つとなっております。
今日はそんな「塩こうじ」をご紹介!
偏った食生活をしているらしい妹よ…
塩こうじ、便利だから!
塩こうじとは?
塩こうじとは、
米こうじ+塩+水
↓
糖化
↓
塩こうじ
蒸し米 + こうじ菌 → 米こうじ
蒸したお米にこうじ菌をつけて増殖させたもの。
様々な酵素を作り出す。
米こうじの作り出す酵素は、
・お米のでんぷん→麦芽糖・ブドウ糖
・お米のたんぱく質→アミノ酸
へ、分解します。
結果。
塩こうじに肉や魚を漬けると、酵素の働きにより、うまみが増して柔らかくしっとりさせる効果が生まれるわけです。
塩こうじの使い方!
塩こうじには、生臭みを消す働きがあります。
ですので、
肉や魚を塩こうじに漬けて調理する
のがオススメです。
ちなみに、
調理方法は『焼く』より『蒸す』方が塩こうじの働きに期待できますよ♪
(どちらでも美味しいですけど♥)
あと、塩こうじは焦げやすいので…焼く時はちょっとだけ気を付けてあげてくださいね。
我が家では、豚肉(ブロック)の四面を塩こうじでぺたぺたと塗り(塗りムラがあってはいけないよ…そこから痛むといけないからね)冷蔵庫の中で寝かせております(もはや常備)
最低1日は寝かせてから、野菜と一緒に蒸したり、焼いたりと万能です。
(野菜と一緒に炒めれば、野菜に塩こうじちゃんがくっついてくれるので、肉単体で焼くよりも焦げ付きにくいよ)
塩こうじなので、塩味がついているので、特に他の調味料を入れなくてもおいしく仕上がります。
いやぁ~
楽チン楽チン♪
あと、オススメなのが『浅漬け』です。
私がよく甘酒を買う麹屋さんのお店の人にも勧められた塩こうじの使い方も『浅漬け』でした。
ジップロックなどの密封できる食品保存袋にキュウリなどの野菜と塩こうじを入れてもみもみ…
(キュウリ全体に塩こうじが行きわたるようにして)
1日冷蔵庫で寝かせると完成!
キュウリだと水分がたくさん出るのですが…
出てきた水分は捨てずに、煮物などの別の料理に使いましょう!
【注意点】
塩こうじをでんぷん質の食べ物と合わせて長時間おいておくと、柔らかくなりがちなので、お気をつけください。
ジャガイモ、パン、米、パスタ、穀物など
(たぶん、塩こうじに漬けたりしないと思うけど…念のため)
その他の塩こうじの使い方として、
・塩こうじ+半量のみりん→こうじみりん
・塩こうじ+半量の酢→こうじ酢
・塩こうじ+半量の醤油→こうじ醤油
という酵素が働く醸造調味料が生まれるので、常備しておくと便利♪
さらに究極的にシンプルな方法…
単純に、塩の代わりに使ってみて♪
塩こうじの効果
甘酒と同じ米こうじから作られているので、効果については甘酒と同じ感じなのですが…
(参考→「米麹の甘酒の効果とは?いつ飲むのが効果的?量は?」)
塩こうじの上手な取り方としてオススメしたいのが、
“胃に負担をかけたくないとき”
です。
塩こうじは、発酵食品の一種になるので、消化酵素を含みます。
そんなわけで、
胃に負担をかけたくない時
=胃が疲れている時、
夜遅い夕食の時
に塩こうじを使った料理を食べると、消化酵素が胃袋の働きをお助けしてくれます!
た・だ・し!
塩こうじの取り過ぎは、塩分過多になります。
塩分過多になると、問答無用で胃に負担がかかりますので、ご注意あれ(^_^;)
何事も、適量適量♪
まとめ
塩こうじとは、
米こうじから作られた発酵食品です。
米こうじが作り出す塩こうじに肉や魚を漬けると、うまみが増して柔らかくしっとりさせる効果があります。
調理方法としては、塩こうじに漬けた肉や魚を蒸し焼きにするのがオススメ。
(“焼く”よりも“蒸す”方が塩こうじの働きが期待できます)
肉や魚、野菜を
漬けてよし!
あえてよし!
かけてよし!
万能調味料と言われるだけあって、幅広く活用可能です。
発酵食品なので、胃に負担をかけたくないときに使うのがオススメですが、取り過ぎは塩分過多になり逆効果になってしまうので、摂取量には気をつけましょう。