※2024年8月:こちらのブログに引っ越しました。
クラフトハートトーカイで売っているトートバッグを作れるキットで、初めてかばんつくり挑戦しました。
(写真左側のムーミンが作成1号。右側の猫が2号です)
きちんと使えるカバンが完成したのですが、作る途中で手順をかなり間違えました(笑)
結果良ければすべてよし!
ですが、次に作るときに同じ過ちを繰り返さないようにと、私が間違えた個所をまとめました。
布を裁断する段階での間違い
マチの採寸誤り
【誤】
型紙作成時点で採寸を誤っていた。
正)マチ4.5cm×2か所=7cm底
上記のようにすべきところを、何故か
誤)マチ5.5cm×2か所≠7cm底
としていた。
……長さが合うわけねぇ!
【原因】
手順書の作図の読み間違い。
縫い代1cm含めてのマチ4.5cm
のところを、
マチ部分4.5cm+縫い代1cm=5.5cm必要
と、私が勘違いしたことが原因ですねぇ……
……なぜ、そう思った!?
自分がわからない( ノД`)シクシク…
↓型紙を作った段階ですでに間違えていたのです
↓せめてこの段階で気づきたかった
↓裁断済。しかし私はまだ誤りに気付いていなかった…
【対処方法】
裁断した後に気が付いたのであれば、両サイドを1cm短くすれば手順書の作図通りになります。
両辺各1cmずつ切り落とし、幅を合わせましょう。
または、縫い合わせるときに、縫い代を2cmとして縫えば、完成品のサイズは手順書通りになります。
今回、私がこの誤りに気付いたのは、なんとすでに縫い合わせた後だったのです!
縫った糸をほどくのが手間だったので、無理やり底とマチを縫い合わせて、それっぽくなるように調整しました(T_T)
布を合わせて表袋布・裏袋布を作る段階での間違い
合わせる布を間違えた
【正】
表布(2枚)を中表に合わせて縫い合わせる。
裏布(2枚)を中表に合わせて縫い合わせる。
※返し口をあけておく。
【誤】
表布(1枚)と裏布(1枚)を中表に合わせて縫い合わせる。
残りの表布(1枚)と裏布(1枚)も中表にして縫い合わせる。
【対処方法】
スティッチリッパ―で縫い目を切り、正しい組み合わせで縫い合わせた。
裏布は返し口を縫わないよう気を付けながら、縫い合わせた。
……つまり、
やり直した。
↓「スティッチリッパ―」
↓または
↓ただ「リッパ―」と呼ぶお道具。
とっても便利!
【原因】
手順書の読み間違い(^^;
手順書の図にあった『表布(裏)』『裏布(裏)』という表記を、何故か表・裏のセットになると勘違いしていた。
次に作るときに間違えないように、
『表布(裏)』←表・表
『裏布(裏)』←裏・裏
と、手順書に添え書きしておきました。
両脇を縫う→何故か両端の縫い代部分を縫ってなかった
両脇を縫う=端から端まで縫ってよし!
【対処方法】
手縫いで縫い合わせた。
そのままにしておくと、表袋布・裏袋布を合わせていくときに端がビラビラして合わせにくくなる。
ここはきちんと両端まで縫い合わせておく。
【原因】
縫い代部分だから、縫わなくていい……と私は思い込んでいた。
底マチを縫う→何故か底を縫っていた
底とマチ部分を縫い合わせることで、底マチを作るのですが……
何故か底を縫い合わせているという……不思議さ。
【対処方法】
リッパ―で縫い目をほどいて、縫い直した(´;ω;`)ウッ…
ここで、そもそも採寸を間違えて裁断していたことにより、底とマチの長さが合わなくて、縫い合わせできない!?という現実に、私がようやく気付きます(^^;
底とマチの長さが合わなくて、底マチが作れない!?
【原因】
そもそも型紙の採寸を間違えてた(^^;
【対処方法】
これはもう…布を裁断してしまった
&
両脇とも縫い付けちゃった
(もう解きたくない)
↓
縫い付けるときに調整するしかない。
まず表袋布の底マチを作成します。
ここが本来の底マチになる部分だなという位置をミシンで縫いました。
そして裏袋布の底マチは、表布の底マチと幅が合うように、目測で調整して縫い合わせました。
もう…無理やり(笑)
気を付けたいこと
採寸は正確に!
ちゃんと見直せばよかった……
袋口を出来上がり線で折ろうとしたら、縫い合わせたところが解けてしまった
【原因】
袋布の両脇を縫い合わせたときに、ミシンの糸処理をしていなかった。
結果、
袋口を折るときに端から糸が解けてしまい、折りにくかった。
【対処方法】
きちんと糸処理する。
糸処理として返し縫をしてもいいが、その部分だけ少し硬くなってしまうので、普通に糸処理をしたほうが後の作業がやりやすいと思います。
↓糸処理のやり方↓
持ち手を付ける段階での間違い
持ち手の向きを間違えた
【正】
表布と裏布の間に持ち手になるテープを挟み込む。
縫い合わせるとき、持ち手になる部分は見えない状態になる。
袋布を表に返したときに、持ち手が現れる。
【誤】
表布と裏布の間にテープを挟み込む。
テープが表に出ている状態→袋布は裏側なのに持ち手部分が見えている。
袋布を表に返したときに、持ち手が袋布の中にできている……
【対処方法】
リッパ―で縫い糸をほどいて、縫い直し。
全部解くのは辛いので、持ち手部分だけ解いて、縫い付け直しました。
持ち手を縫い付ける位置が浅かったので、持ち手が千切れそうになった
【原因】
持ち手用テープの端がほつれていた。
表布と裏布の間に挟み込むときに、挟み込むテープの長さを袋口の縫い代内に収めようとした。
結果、
テープをさし込む長さが短くなり、またテープ端のほつれが進んだことで、縫い留めたのに持ち手が千切れそうな状態になってしまった。
【対処方法】
持ち手用テープをより深く刺し込む。
縫い代部分からはみ出てもOK。
持ち手テープの先端がほつれているので、ほつれた部分を切り落とす。
または、
先端をボンドなので固めておくとよい。
まとめ
私が初めて作ったトートバッグ(1号と2号)で大きく間違えた3つの部分(全8箇所)は以下の通りです。
採寸・裁断を誤った場合
布に余裕がある場合は、正しいサイズに切り直す。
または縫い代部分で調整することで対応可能。
修正できないこともあるので、
布を裁断する前に採寸誤りがないか確認することも大切。
布合わせ・縫い合わせを間違えた場合
リッパ―などで縫い糸で解いて縫い直す。
全部解かなくても修正できる場合もあるので、状況を見て対応する。
縫う前に落ち着いて完成形を考えることも大切。
持ち手の付け間違い
向きを間違えたら、縫い糸をほどいて向きを正して縫い直す。
これも縫う前に完成形を考えることで防げる誤りなので、想像力って大切。
落ち着いて考れば、間違えないようなところも多々ありました(^^;
布を断つ前や縫い合わせる前に、一息ついてどういう状態になっているか、このまま作業をしたらどうなるのか、をきちんと考えながら作っていきたいと思いました。
でもきちんとバッグになったし、この後もしっかりカバンとして使えているので、私は満足です♪
ただ、次に作るときは、もう少し間違えないで、スムーズに作りたいです✨