いつの頃からか、歯を磨いている時、冷たいものを飲んだ時、チョコレートや蜂蜜を摂取した時に「おおぅッッ!?」と、歯がしみるようになりました。
瞬間、痛みで頭が真っ白になるのですが、その痛みはすぐに引いていきます。
「これはもしや・・・虫歯!?」
と、思ったのですが、そもそも私は虫歯になったことがありません。
(「虫歯になりかかっていますよッ!」と言われたことはあります)
故にこの歯がしみる感じが虫歯なのか判断ができませんでした。
また以前家族から
「ものすごく歯が痛かったから歯医者に行ったら、
『疲労です。よく休んでください』
って言われた」
という話を聞いていたこともあり、
「もしかして、疲労からくるという知覚過敏なのかもしれない?」
とも考えました。
つまり私の歯のしみる感は虫歯なのか、それとも知覚過敏なのか・・・一体どちらなのか?少し調べてみようと思いました。
(早く歯医者へ行こうよ、私・・・(^_^;))
歯がしみる原因が虫歯だった場合
虫歯が原因で歯がしみるということは、虫歯の進行によって歯のエナメル質や象牙質が解けてしまい、神経に近いところまで穴が開いてしまっている状態、ということです。
神経に近いところまで穴が開いているので、そこに刺激を受ければ、歯の内側にある神経に直接作用してしまい、しみる感や痛みを感じてしまう訳です。
ちなみに、虫歯の進行がエナメル質でとどまっている状態であれば、まだ神経に到達していないので、そんなにしみるように感じることはありません。
症状は、冷たいもの・熱いもの・甘いものを食べた時に発生し、数十秒から数分の間、痛みが続きます。また、しみる箇所を軽く叩くと痛みが生じるのも特徴です。
視覚的に見ても、歯の表面に黒いシミや穴がある、もしくは歯に透明感がなく黄、茶色に変色しています。
場合によっては、歯に大きな穴が開いていない状態でも、歯の内部で虫歯が進行している場合もあるそうです。
何はともあれ、虫歯が原因で歯がしみるのであれば、虫歯がかなり進行している状態だと思われるので、しみる感どうこうよりも、とにかく早く歯科医へ行き治療を受けた方がいいのはないかと思います。
歯が無くなってしまったら・・・一大事ですよ!?
歯がしみる原因が知覚過敏だった場合
知覚過敏が原因で・・・というより、知覚過敏=歯がしみるという症状を示す言葉で、様々な要因で歯の神経や歯根が露出してしまい、そこに刺激が伝わることで歯がしみると感じる状態であることを示します。
症状は、冷たいもの・熱いもの・甘いものを食べた時に発生し、それ以外でも冷たい風が歯に当たっただけでしみる場合もあります。
ただしその痛みを感じる時間は一時的で、数秒程度の単発的な痛みになります。
また痛みを感じる部分を軽く叩いても痛みを感じないという特徴もあります。
視覚的な面をみると、その要因にもよりますが、歯茎が下がったことが原因であれば、歯茎が下がった分だけ歯が長く伸びたように感じられます。
知覚過敏になってしまう要因は、年齢的なものであったり、歯の磨き方であったり、飲食したものであったりと様々なものがあります。
症状により自然治癒するものもあれば、場合によっては神経を取り除く治療を行うこともあるようなので、やはり気になるようであれば、速やかに歯科医へ行き、状態を判断していただいた方がいいと思います。
まとめ
虫歯
|
知覚過敏
|
|
発生時
|
冷たいもの、熱いもの、甘いものを食べたとき | |
痛みの継続時間
|
長時間(数十秒~数分) | 一時的(数秒~10秒程度) |
スポンサーリンク
見た目
|
歯の表面に黒いシミや穴がある。 歯が透明感のない黄色・茶色に変色している。 |
歯茎が下がり歯根が露出することにより歯が長く伸びたように見える。 |
歯がしみる原因として思い浮かんだ「虫歯」と「知覚過敏」。
どちらも歯がしみるという症状を起こしますが、しみている時間や見た目に違いがあることがわかりました。
しみる感が長時間続く場合は、虫歯の可能性が高く、一時的な場合は知覚過敏が疑われます。
また歯に穴が開いている場合や、歯の色が変色している場合は虫歯の可能性があり、歯茎が下がり歯根が見えている場合は、知覚過敏の可能性があります。
これらの違いから、歯がしみる原因が虫歯なのか知覚過敏なのかを自身で検討をつけることができます。
ですが、虫歯であれ知覚過敏であれ、治療が必要な状態かどうかの正確な判断は自身では下せません。
ここはあきらめて素直に歯医者さんへ行き、診断してもらうことをお勧めします。
素人目でパッと見て「あ、これ虫歯だ」とわかる状態というのは、おそらくかなり虫歯が進行した状況ではないかと個人的に思います。
知覚過敏にしても放置しすぎて食事をすること自体がつらくなってしまっては大変です。
歯がしみることが気になりだしたら、早めに歯科を受診し、正確な診断をしてもらい、その後の治療や対処方法を教えてもらいましょう。
ちなみに私の歯がしみる原因は、虫歯ではなく知覚過敏でした。
私の症状は、歯磨き時・冷たいものを飲んだ時・甘いものを食べた時に特定の箇所がしみるというものです。
しみる感があるのは数秒から数十秒くらいで、数分間も痛みを感じることはありません。
具体的にこの歯がしみる・・・と明確にはできませんでしたが、「大体左側のこの辺り」と思う場所にある歯で、黒くなっている箇所はなかったのですが、若干歯の溝が茶色く染まっていました。
元々、歯が染まりやすいのでお茶等を摂取することで色がついてしまうと歯科衛生士さんに言われておりましたので、
「茶渋が溝に着いてしまったのかな?」
とも考えたのですが、
その場合は口の中にある歯全体に色が着床するはずです。
(私の場合、過去に歯の裏側にびっくりするくらい着色していたことがありました。
気づいたときは「お歯黒みたい」と笑いつつも、「全部虫歯だったらどうしよう・・・」
とあわてて歯医者にいった思い出があります(^_^;))
そういった事もあり、
「これは虫歯なのでは?」
と虫歯を疑いました。
疑いましたが、
自分で判断できるわけもなく、歯の定期健診へ行った際に「歯がしみるようになった」と訴えてみることにしました。
「歯の溝が茶色くなっている箇所があるので、いつもの茶渋なのかとも思いましたが、歯がしみる場合もあるので、もしかしたら虫歯かもしれないと思いまして・・・実際、どうなのでしょうか?」
結果、虫歯ではありません。知覚過敏です。
という明確な回答を頂きましたので、とりあえず自身の中での「どっちだろう?」というもやもや感は解消されました。
そんな訳で、歯のしみる感じが気になるようでしたら、素直に歯科へ行くことをお勧めします。
とりあえず専門家に診てもらい、原因をはっきりさせてもらいましょう。すっきりします。
虫歯にしろ知覚過敏にしろ、自力で治すことはできないと思います。
虫歯も知覚過敏もすぐに治るものではありません。
早めに歯科を受診して原因を解明し、治療を受けることが問題解決の最短コースになると私は思っています。
そんなこんなで、私と知覚過敏とのお付き合がここから始まるわけですが・・・(^_^;)
その後、私の知覚過敏がどうなっていったかという後日談は、また後日に改めて~♪