[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

夏みかんマーマレード作りのコツと保存について&料理への活用方法紹介

夏みかん マーマレード コツ 生活

2月末から4月初頭に親戚宅よりたくさんの夏みかんが届きます。
毎年、夏みかんが届いたら、まずはじめに作るのが「マーマレード」です。

この記事では、夏みかんマーマレードを失敗しないで作るコツをご紹介します。

スポンサーリンク

夏みかんマーマレードを作る時のコツ

とにかく「下ごしらえを丁寧に!」することが大切です。

外皮を剥く時は、実に白い部分が残るように剥く

夏みかん マーマレード コツ

外皮を剥く際は、実の部分に白い部分が残るように剥きます。

白い部分は、苦味になります。
外皮ではなく、実の部分に残しましょう。
その方が、取り除きやすいです。

包丁で切れ目を入れて、手で丁寧にむいてください。

 

外皮についた白い部分は、綺麗に取り除く

夏みかん マーマレード コツ

あると便利な道具

*グレープフルーツ用スプーン

外皮についた白い部分を綺麗に取り除きます。

綺麗に取り除きましょう。

手が痛くなりますが、頑張りましょう!

実と種と薄皮に綺麗に分ける

夏みかん マーマレード コツ
実は房ごとに分け、
包丁を使って実・種・薄皮に分けます。

とても疲れますが、綺麗に仕分けましょう!

必ず計量して必要な量を算出する(皮・実=1:2、砂糖は総重量の約40%)

夏みかん マーマレード コツ夏みかん マーマレード コツ
①皮の重さを計測します。
②実の重さを計測します。①で計量した皮の重さの2倍になるようにします。
③使用する砂糖の量を算出します。①皮の重量と②実の重量を合計し、合計重量の約40%が砂糖の必要量です。※甘さ控えめになります。

砂糖が全体に行き渡るように手で塗す

夏みかん マーマレード コツ

鍋に実と皮と砂糖を入れた後、砂糖が全体に満遍なく行き渡るように手を使ってまぶします。

コアントローを入れる

夏みかん マーマレード コツ
仕上げにコアントローを入れます。
色、艶、香りが格段に良くなります!
アルコールは加熱で飛ぶので、心配いりません。

夏みかんマーマレードの作り方と保存

上記コツを踏まえて、夏みかんでマーマレードを作り、保存瓶に入れます。

作り方

材料

夏みかん 4個
砂糖 1袋(1kg)
※あとで計量して量を決める
適量
コアントロー 適量

道具

*ボウル 3個
*計量器
*鍋
*お茶パックまたはだしパック
*グレープフルーツ用スプーン
*小鉢または小皿
*ティースプーン

下ごしらえ

上記のコツを参考に、夏みかんを分解しましょう。

夏みかん マーマレード コツ

1.包丁を使い、外皮に切れ目を入れます。
手を使い、外皮と実に分けます
夏みかん マーマレード コツ

2.外皮の内側にある白い部分を取り除きます。
グレープフルーツ用スプーンを使うと、綺麗に取り除けます。
可能な限り、白い部分は取り除きます。
夏みかん マーマレード コツ

3.皮を縦にカットします。幅は5mm程度。
夏みかん マーマレード コツ

4.実を房ごとに分けます。
夏みかん マーマレード コツ

5.内側の筋を包丁で切り取ります。
夏みかん マーマレード コツ

6.薄皮を手で剥きます。
夏みかん マーマレード コツ

背面の薄皮も実から綺麗に剥がします。
夏みかん マーマレード コツ

7.実・種・薄皮に綺麗に分けます。
実はボウルに、種は小皿に入れておきます。
夏みかん マーマレード コツ

8.使用する夏みかんを全て、実・種・皮に分けます。

9.種は使用する分をお茶パックに入れておきます。
↓量は写真参照↓
夏みかん マーマレード コツ

10.夏みかんの分解完了。
夏みかん マーマレード コツ

 

計量

1.外皮の重さを測ります。
夏みかん マーマレード コツ

2.外皮の重さをメモします。
夏みかん マーマレード コツ

3.実は外皮の2倍分を使用します。
2で計量した皮の重さ×2を算出し、メモします。
夏みかん マーマレード コツ

4.実を使用する分だけ計量します。
夏みかん マーマレード コツ
写真は、まずは約1000gを計量し、残りを計量。
大まかに皮1:実2になるようにしています。

5.使用する外皮と実の合計重量を算出し、メモします。

6.砂糖の使用量を算出します。
5で算出した合計重量の40%で算出し、メモします。
※合計重量の40%→甘さ控えめ、になります。
夏みかん マーマレード コツ

7.6で算出した分量の砂糖を計量します。

 

調理

1.鍋に実を入れ、その上に外皮を入れます。
夏みかん マーマレード コツ

2.砂糖を入れます。
夏みかん マーマレード コツ

3.砂糖が全体に均等に行き渡るように、手でまぶします。
夏みかん マーマレード コツ
しばらく置いておくと、果汁が出てきます。
↓写真のようになったらOK
夏みかん マーマレード コツ
※砂糖を入れてすぐに火にかけると焦げつきます。
必ず、果汁が出てくるのを待ってください。

スポンサーリンク

4.水を入れます。
量は、全体が水に浸るくらいです。
夏みかん マーマレード コツ
↓写真参照:これくらいです
夏みかん マーマレード コツ

5.お茶パックに入れた種を入れます。
種からペクチンが抽出され、とろみがつきます。
夏みかん マーマレード コツ

6.中火で加熱します。
夏みかん マーマレード コツ

7.灰汁が出てきたら、掬いとります。
夏みかん マーマレード コツ

8.煮込んでいる途中で粘り具合を確認します。
水を入れた小鉢または冷たい皿を用意します。
煮込んでいる夏みかんをティースプーン1杯ほど掬い取り、
用意した小鉢に入れて、粘り具合を確認します。

9.量が半分くらいに減ったら、
(加熱し始めてから約70分)
夏みかん マーマレード コツ
弱火にして、(残り加熱6分)
種の入ったお茶パックを取り出します。
夏みかん マーマレード コツ
夏みかん マーマレード コツ

10.6分の加熱が終わったら、火を止めます。
コアントローを入れます。
※必ず火を止めてから入れましょう。
夏みかん マーマレード コツ
量は・・・適当(100ccくらい?)
夏みかん マーマレード コツ
全体に行き渡るように、そっと混ぜます。
夏みかん マーマレード コツ

11.5分程、弱火で煮ます。
夏みかん マーマレード コツ

12.完成!
ちょっとゆるい位がちょうど良い。
冷めると固まるので。
夏みかん マーマレード コツ
完成したら、保存する瓶にすぐ入れます。

保存方法

1.消毒済みの瓶を用意します。
夏みかん マーマレード 保存

2.出来立てのマーマレードをすぐに瓶に入れます。
超絶熱いので、火傷に注意!
夏みかん マーマレード 保存
夏みかん マーマレード 保存

3.周辺についたマーマレードを拭いて、
夏みかん マーマレード 保存
すぐに蓋をします。
夏みかん マーマレード 保存

4.瓶をひっくり返します。
夏みかん マーマレード 保存

5.ひっくり返したまま状態で粗熱をとります。
中に入っている出来立てマーマレードの熱で、瓶の口周りが除菌されます。
夏みかん マーマレード 保存

6.粗熱が取れたら、冷蔵庫へ入れて保存します。

翌朝、最終確認

マーマーレードを作った翌日の朝。
冷蔵庫に入れたマーマレードの状態を確認します。
今回は、少し柔らかかったので、中火で再加熱。
夏みかん マーマレード コツ
(ヨーグルトに混ぜる分には問題ないが、
パンに塗るには少し柔らかすぎるかな…という状態でした)
程よい硬さに仕上げました。

保存期間

きちんと消毒した瓶に入れていれば、冷蔵庫で数ヶ月は保ちます。
ただし、空気に触れたり別のものに触れたりすることで中身が攪拌されてしまうので、開封したら早めに消費するようにしています。
基本的に砂糖をたくさん使用しているので腐敗限度値を超えていることが多いので、ジャムやマーマレードは長期間の保存は可能になっています。

おまけ:鍋に残ったマーマレードの活用

鍋に残ったマーマレードは、ソーダ割にして飲みました。
夏みかん マーマレード コツ
柑橘系のジャムのソーダ割は、何故か泡が生まれる😁
夏みかん マーマレード コツ
お疲れ様でした!

 

作ったマーマレードの活用方法

基本的な使い方

・パンやヨーグルトと一緒に食べる。
・ソーダ割、お湯割で飲む。
・近所の人やマーマレード好きな人に贈る。

肉料理

柑橘系のマーマレードなので、お肉によく合います。

・スペアリブ
・鶏肉のマーマレード煮
など、煮込む時に一緒に加えるとマーマレードのほろ苦さと甘みが加わって美味しくなります。

サラダのドレッシング

自家製ドレッシングを作る際に加えると、爽やかなドレッシングになります。

材料(例)

マーマレード

大さじ1

大さじ1

オリーブオイル

大さじ1

適量

こしょう

適量

 

作り方

材料を全て混ぜるだけ。

胡椒の代わりにカレー粉を使っても美味しいです。
酢と油の量が同じくらいであれば、あとは味見をしながら調整すると好みのものができます。

柑橘系のドレッシングになるので、サラダだけではなく、白身魚のお料理やお肉料理にもよく合います。

焼き菓子

パウンドケーキ、マフィン、クッキーなどの焼き菓子を作る際に加えると、マーマレードの風味を持った焼き菓子が作れます。

パウンドケーキ・クッキー

生地にマーマレードを混ぜで作ることで、ほんのりとした苦味と柑橘類の風味を持ったお菓子になります。

マフィン

生地の間にマーマレードを挟み込んで焼くことで、マーマレードの甘味を利用したものが作れます。

 

パウンドケーキもマフィンも、焼き上がってからマーマレードを塗っても美味しいです。

まとめ

夏みかんマーマレードを失敗せずに作るコツは、
夏みかんの下処理を丁寧に行うことです。
かなり手が疲れますし、手間もかかる作業ですが、
ここが美味しいマーマレードを作るキモになります。

夏みかんがマーマレードになれば長期保存も可能です。
作ったマーマレードは、色々な料理に活用することができます。

夏みかんが手に入った時は、
是非、気合を入れてマーマレードを作ってみては、いかがでしょうか。

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました