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シュトーレンをクリスマスに食べる人!由来と食べ方を再確認しませんか?

シュトーレン クリスマス 暮らし

シュトーレン クリスマス

シュトーレン、お好きですか?

私は、シュトーレンが大好きなのです!

クリスマスが近づいてくると、パン屋さんやお菓子屋さんや輸入雑貨屋さんに並び始める「シュトーレン」
ドライフルーツやナッツがたくさん入った、お砂糖がたっぷりとまぶされた白く固めのパウンドケーキのようなお菓子です。

個人的には、一年中出回ってくれると大変うれしいのですが、
クリスマスのお菓子の為、そんな訳にもいかず……残念(^_^;)

そんな訳で、何故、シュトーレンがクリスマス時期の食べ物なのか…
その由来に迫ってみたいと思います!

 

 

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シュトーレンといえばクリスマスのお菓子!その由来をご存じ?

まずは、基本!

シュトーレンとは…
ドイツの菓子パン。正しく表記するのであれば「シュトーレン」ではなく「シュトレン」
バターとドライフルーツやナッツをたっぷりと使ったリッチな焼き菓子。
クリスマスのアドベント(準備期間)を楽しむ伝統の菓子パン。

シュトーレンの原型と思われる最古の記録は、
14世紀(1329年)
ドイツはザクセン州のナウムブルク
司教へのクリスマスの贈り物であった。
とされています。

その起源は、

1)ドイツ語「stollen」=意味「柱」「坑道」

伝統の菓子パンシュトーレンを切り分けた時の断面が、
・山の形をしている
・たっぷりとまぶされた砂糖が、まるで山に積もった雪のよう
・中に詰められたマジパンやドライフルーツが、山にうがたれたトンネルのよう
に見えるから
山のトンネル(坑道)
 ↓
「stollen」
 ↓
「シュトーレン」

 

2)キリスト生誕

シュトーレンの形状と
真っ白になるまでたっぷりとまぶされた砂糖から、
幼子イエス・キリストを産着で包んでいるように見えるから。

中北部ドイツでは、長い形のパン類をStriezel又はStruzelと呼んでいた。
 ↓
そのパンがStriezel marktで販売された。
 ↓
その形がキリストの生誕の物語にある『むつき(生まれたばかりの子に着せる衣)に包まれた子供』を想像させた。
 ↓
シュトーレン=むつき

ドイツはザクセン地方では、方言でこの菓子パンのことをStolle又は、Stollenと呼んでいた。
 ↓
ストール=おくるみ(赤ちゃん用の防寒着。赤ん坊を抱くときに衣服の上からくるむもの)と同義)
 ↓
シュトーレン=むつき(生まれたばかりの子に着せる衣)

また、

キリスト生誕を祝いに来た人々に、
聖母マリアが焼いたお菓子である。
とも言われています。

 

 

シュトーレンはクリスマスまでに食べるのが正しい食べ方です!

【11月~】
シュトーレンが焼始められる。

【12月1日】
パン屋や菓子屋の店頭に並ぶ

【12月1日~24日】
アドベント=待降節、降臨節
イエス・キリストの降誕を待ち望む期間
シュトーレンを少しずつ薄く切って食べる。

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シュトーレンは、焼き立てを食べるものではありません。
なぜなら、中に仕込まれたラム酒やドライフルーツの香りが
日毎パンに移り、馴染み、味わいが深くなっていくからです。
今日よりも明日。
明日よりも明後日…の方が、より美味しくなっていくのです。

「今日よりも明日、明日よりも明後日。クリスマス当日がだんだん待ち遠しくなる」

そんなスイーツです♥

 

シュトーレンの切り方

1)真ん中で真っ二つに切る

2)切り分けた中央部分から端っこに向かって食べる分だけ薄く切る
  右端に向かって切ってもよし。左端に向かって切ってもよし。
 お好きな方向へどうぞ♪

3)食べ終わったら、切り口である断面同士を合わせて、ラップで包みます
  左右の切り口の断面を合わせることで、切り口の乾燥を避け、空気中の雑菌が入るのを防ぎます。

 

 

クリスマスまでシュトーレンをどのように保存するべきか…

購入したシュトーレンについては、
お店や製造元から指示されている保存方法や消費期限を守りましょう。

基本的にシュトーレンは、
表面がたっぷりの粉砂糖で覆われているので長期保存が可能です。

ただし、包丁を入れると、内側の砂糖でコーティングされていない生地の部分が空気に触れることになりますので、保存環境によって品質が大きく変わってしまいます。

原則、上記“シュトーレンの切り方”でご紹介させて頂いたように、切り口である断面がなるべく空気に触れないようにすることが大切です。
切り口同志を合わせて、さらにラップでぴったりと包みましょう。

保存環境は、
暖房が行きわたらない冷暗所 (10~15℃) で保存するのがベストですが、
冷蔵庫には入れません。

長時間、低温で保存するとでシュトーレンの生地が固くなります。
また冷蔵庫内にある他の食品のにおいが移ることもあり、風味が落ちやすくなるからです。

 

 

まとめ

シュトーレンという名称は、
見た目が山のトンネル「坑道」に見えるから。
「坑道」=シュトーレン

または

キリスト生誕の「むつき」に見えるから。
「むつき」=シュトーレン

 

食べ方は、クリスマスのアドベントに少しずつ食べるのが正当。

真ん中で切って、それぞれ端の方へ向かって薄く切るべし。

 

保存するときは、乾燥しないようにラップで包んで、冷蔵庫に入れないけれど冷暗所。

 

と、色々まとめてはみたものの
一番大切な事は、「シュトーレン」とは、
ドライフルーツやナッツが「これでもかッ!」ってほどギュッと詰まった素敵なお菓子♪
だということです。

クリスマスまでのカウントダウンとして楽しみながら、
是非、味わってみてください!

ちなみに私は、
シュトーレンが販売され始めてからクリスマスまでの間。
朝食にシュトーレン。
晩御飯のデザートにシュトーレン。
という家にいない時以外の食事のすべてにシュトーレンを付けてしまいます。

という訳で、
クリスマスまでの間に消費するシュトーレンの数が……
1つでは足りない…ッ!?

今年は何種類のシュトーレンを食べるのだろう…私(^_^;)

食べ過ぎにはお気を付けくださいねぇ~

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