クリスマスになると、ツリーやリースをよく目にするようになります。
自分の家でも様々な飾りつけをすることもあります。
何気なく飾っているこのクリスマスの飾りたち…
この一つ一つに意味があるって知っていましたか?
(私は知っているのと、知らないのと…混在してました(^_^;))
クリスマスに飾るオーナメントに意味はあるの?
もちろん、ありますとも!
ちなみに
オーナメントとは…
飾り、装飾
のことでございます。
クリスマスカラー
*赤:イエス・キリストが私達を救うために十字架上で流した血の色。神の愛の象徴
*緑:常緑樹の緑の色。常に緑を絶やさない=永遠の命。
*白:雪の色。純潔さ、清められた魂。
*金:キリストの降誕を知らせたベツレヘムの星。高貴さ。
クリスマスツリー
必ず常緑樹であること。
「常緑」=1年中葉を茂らせる緑
↓
永遠
↓
神の永遠の愛
イエス・キリストが与える永遠の命
イルミネーション
空に輝く星。
元々はクリスマスツリーに使われていた「ろうそく」
↓
ろうそくは火事の原因になり、大変だった。
↓
電球からクリスマスライトの着想を得る
↓
クリスマスライトが普及する
トップスター
クリスマスツリーのてっぺんに飾る一番大きな星。
東方の博士たちを幼子イエスとその両親がいるベツレヘムへと導いた星。
オーナメントボール
アダムとイブが食べた知恵の木の実=「りんご」
靴下
サンタクロースのモデルである聖ニコラオスが、貧しい家の子供の為に窓から金貨を投げ入れたら、暖炉のそばにあった靴下の中に入った。
という逸話より
リース
終わりのない円
↓
神の永遠の愛
諸説ありますが…
(1)魔よけ→モミの木、ヒイラギなどを使用したリース
(2)豊作を願うもの→麦の穂、ブドウの蔓、松ぼっくり、リンゴなどを使用したリース
という説が有力です。
特にリンゴは、寒い冬でも保存が利く栄養価の高い作物として、常緑樹に吊るし、神への捧げものとしても使われていたようです。
鐘(ベル)
イエス・キリストの誕生を知らせる喜びの音
救世主キリストの到来を知らせるもの。
天国からのあいさつである喜びの音。
迷った羊を首に着けたベルの音で探せるように
⇒人々が神様の元へ帰れることを意味する。
&
邪を打ち払う魔除けとしての意味も持つ。
ろうそく
イエス・キリスト=「世を照らす光」
柊(ヒイラギ)
イエス・キリストが十字架に掛けられる前にかぶせられた「いばらの冠」
・ヒイラギの赤い実:人々を救うためにイエス・キリストが流した血
・ヒイラギの緑の葉:永遠の命
杖形キャンディ
20世紀初頭。
アメリカはインディアナ州のキャンディ製造業者が考えたキャンディ。
象徴するのは「イエス・キリスト」
・杖の形:羊飼いの杖の形
聖書では、
人=羊。
イエス・キリスト=羊飼い。
に例えられるので、羊飼いの杖の形。
また、
逆さまにするとアルファベット「J」に見える形状
=イエス・キリストの「イエス(Jesus)」の頭文字
・白いキャンディ=イエス・キリストの清らかさ
・4本の赤いストライプ
3本:十字架に磔られる前にローマ兵士に鞭打たれた時の傷
1本:イエスが十字架で流した血
・緑のストライプ
イエス・キリストは神が人に与えた贈り物である…ということを思い出させる為
まとめ
いかがでしたか?
クリスマス時期になると様々な場所で見かける様々なクリスマス・シンボルたちのこと。
一つ一つそれぞれの色や形にいろいろな意味合いや想いが込められていることがお分かり頂けましたでしょうか?
今年は是非、ふと目についたオーナメントに。イルミネーションに。
「嗚呼、これには、こんな思いが込められているんだなぁ…」
と人知れず思いを馳せてみてはいかがでしょう?
いつもとは違ったクリスマスの姿を、見ることが出来るかもしれませんよ♪