七草、なずな~
唐土の鳥が~♪
1月7日です!
七草粥、召し上がりましたか?
さすがに祖母から教わったように歌いながら刻みませんでしたが(^^ゞ
私は、ちゃんと七草粥を食べましたよ!
好き嫌いはありますが、
(野菜嫌いの家族は大根のみで作っていましたよ…七草?)
お正月料理で付かれた胃袋を休め、
1年の無病を祈る大切なおかゆです♪
せっかくなので七種類全部入れて楽しみましょう♪
春の七草 七種類の名前
春の七草、全種類の名称を言えるかな?
せり
芹
食欲増進効果もありますが、
健胃・整腸効果もあります。
なずな
薺
(ペンペングサとも言う)
解熱・利尿作用があります。
すずな
カブ
利尿・便秘解消
すずしろ
大根
食欲増進・利尿作用
ごぎょう
母子草
去痰・咳を鎮める効果
はこべら
繁縷。ハコベ。
歯槽膿漏に効果があるとか…
ビタミンが豊富です
ほとけのざ
仏の座
実際に食べるのはホトケノザではなく、田平子(タビラコ)
解熱・解毒作用があります。
七草の歌
春の七草を刻むときに歌う歌として、私は祖母から教わりました。
両手に包丁を持ち、
トトン トトン
と、リズムを刻むように
七草を刻みながら
歌います。
唐土の鳥が
日本の国に
渡らぬ先に
トントントントン……ッッ!!
と、両手に持った包丁でまな板の上の七草を微塵に刻む
……を繰り返し、七草を微塵に刻みます。
歌詞については、地域によって異なるのかNHKはEテレの番組『にほんごであそぼ』では“日本の土地に~♪”と歌っていました。
私は祖母から、唐土から来る鳥が(渡り鳥)が、お米を食べてしまうからそれを追い払うために大きな声で歌い、トントンと大きな音を立てて刻むのだと教えられました。
故に、
気合を入れて全力で叩け!!
と、教わったものです(笑)
七草粥の由来・意味
七草粥を食べる意味
「無病」を祈ります。
お正月料理で付かれた胃袋を労わるためでもあります。
昔は、青菜が不足する時期でもあったので、この時期に生えてくる菜を摘んで、青菜の栄養を摂取する為でもありました。
七草粥の由来
1月7日は、元々「人日の節句」という五節句の一つです。
人日の節句には、朝に七種類の野菜が入った羹(あつもの)を食べる風習がありました。
元々は、古来日本に合った「若菜摘み」の風習が原点だと言われています。
(年初の雪の間から芽を出した草を積むという風習)
それに、
中国から入ってきた暦にある「人日」
旧暦1月7日に“七種菜羹”という7種類の野菜を入れた羹を食べ無病を祈る風習。
が、日本の「若菜摘み」と合わさり、「七草粥」の風習が生まれたと考えられています。
七草の種類は、時代と共に移り変わり、また地方によっても異なり、現在の七種類になったのは1362年頃と思われる。(1362年頃『河海抄(かかいしょう)』(四辻善成による『源氏物語』の注釈書)が初見とされています)
やがて江戸時代になると、武家や庶民に定着。
幕府も公式行事として七草粥を食べる儀礼を行っていました。
(ウィキペディアより)
まとめ
七草粥は、今年一年の「無病」を願う食べ物です。
七つの草には、それぞれ効能があるので、正月料理に疲れた胃袋たちを休める効果も期待できます。
何はともあれ縁起物です♪
せっかくなので、七種すべての草を投入したおかゆを作って、今年の無病を願い食しましょう!
楽しもう!春の七草♥
おまけ
ちなみに我が家では、スーパー等で購入した「七草」パックの七草たちの根の部分をしばらくの間、水耕栽培し、根が元気になってきたら小さな鉢に植え替え、再び芽吹くように仕向けます(笑)
私が七草粥を食べたがるので(^^ゞ
水耕栽培のまま台所に置いておくと、光が不足して枯れてしまうので、チャレンジされる方はご注意を!