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知覚過敏の原因が「噛み締め」でした。その原因と影響と対策方法!

噛みしめ、歯ぎしり 暮らし

私の「歯がしみる」は、虫歯ではなく「知覚過敏」だと判明したあの日からしばらく。
(参照:知覚過敏になりました。その原因は何?そして対処方法は?

私は歯医者さんの指示に従い、「歯磨きのし過ぎ」に気を付けつつ、定期検診時にしみる箇所にコーティング剤を塗布してもらうという生活を送っておりました。
(睡眠にも気を付けていました。寝不足にならないように、と)

「歯がしみる」という知覚過敏症状は、良くなったような…変わらないような?

改善しているのかしていないのか?
イマイチよくわからない状況が続いていたある日の定期健診の時。

   私  「歯がしみるといえばしみますし、治ったような気がするときもあるのです」

 歯医者さん「うーん…。前回お話していると思いますが、
       あなたの歯がしみる原因は『噛みしめ』ですから…云々」

   私  「えっ!?『噛みしめ』?……そうでしたっけ?」

  歯医者さん、カルテを再確認し、断言。

 歯医者さん「カルテにも『説明した』って書いてありますからお話してますよ。
       “紙”、もらいませんでした?」

  私、記憶の検索……

 (前回の歯医者さん「歯磨きのし過ぎというより…(略)…いろいろ判明してきて…(略)
           …歯茎の削れ方が『噛みしめ』特融の削れ方をしているから
          『噛みしめ』の可能性が…云々」)

   私  「あ!聞いたかもしれません」

 歯医者さん「聞いたかも、ではなくて、説明してます!」

   私  「でも『たぶんそうかも』くらいの認識でしたし、“紙”はもらってないですよ!」

 ※この日はいつもの担当医の方がお休みで、別の医師に診察して頂いておりました。

すったもんだの末(^_^;)
私は歯医者さんに叱られつつ『噛みしめ』『歯ぎしり』の説明を受け、その治療方法というか対策方法についての指導を受けて帰りました。

いや、どうりで歯磨き&コーティングで改善しないはずだよ(^^ゞ
お医者さんの話は、きちんと聞いて、記憶に残しましょう(笑)

噛み締め、歯ぎしり

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「歯ぎしり」「噛み締め」の原因

「歯ぎしり」「噛み締め」の原因 → ストレス

と連想することが多いが、

「歯ぎしり」「噛み締め」とは、多かれ少なかれ誰でもしている一種の『 癖 』と考えてよい。

故に、特に問題が無ければ放置しても構わないが、時に様々な障害を引き起こすことがある。

「噛みしめ」「歯ぎしり」によって起こる影響

1.歯への障害

歯の摩耗、歯の破損、歯がしみる、噛むと痛い など

2.歯周組織への障害

歯茎がさがる、歯周病(歯槽膿漏)

3.顎関節への障害

顎関節痛、開口障害、カックン音

4.全身への障害

顔面痛、頭痛、肩こり、腰痛、腕のしびれ

5.その他

舌痛症、むちうち症状、倦怠感

上記症状のすべてが「噛みしめ」「歯ぎしり」によって起こるわけではない。
しかし、上記症状の大きな誘因になっているので、無用な悪い『癖』は無くしておく方が良い。

「歯ぎしり」「噛み締め」を改善しよう

「歯ぎしり」「噛み締め」は、眠っている時や、何かに夢中になっている時などに起こるので、気づきにくく、治りにくい。

治すためにマウスピースを入れる方法もあるが、道具に頼ると、マウスピースを止めた時にまた元に戻ってしまうので、根本的な解決にはならない。

「噛み締め」「歯ぎしり」を治すには、自分自身が「噛み締め」「歯ぎしり」に気づいて、治すしかない。

 歯医者さん「自己暗示です」

   私  「自己暗示、ですか?」

 歯医者さん「自己暗示で大半の『噛みしめ』は改善します」

そして手渡された“紙”というか小冊子『「噛みしめ」「歯ぎしり」について』

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1.「噛みしめ」ていない=リラックスしている状態を覚える

1)思いっきり噛みしめる。

2)1~2秒後に脱力する(顎の力を一度に全部抜く)

3)上下の歯がわずかに離れていることを確認(この位置が理想的なリラックスした位置)

4)息を吸いながら、大きい口を開ける

5)1~2秒息を止める

6)一気に息を吐きながら脱力(理想的なリラックスした位置で顎が閉じる)

※昼間、寝ている時もこの状態になればOK

2.日中の「噛みしめ」に気づく 

仕事や何かに夢中になっている時、噛みしめていたり、舌を吸いつけていたりすることが誰にでもある。
まずはこれに気が付くようにする。

※噛みしめている状態は気づきにくい。
 普段よく使う道具にシールなどで目印をつけておき、
 それを見たときに「噛みしめ」ていることを思い出すようにする。

仕事中に噛みしめていることに気づいたら、

1)肩を上下させ、首から上の力を思い切り抜く

2)1.で行ったように脱力して上下の歯を離す

そして、再び仕事に戻る。

3.夜眠っている時

前準備

①枕を低めにする

 後頭部の一番出っ張ったところより首の付け根近くに枕がくるようにする。
  →頭が少し上を向くので、口が開きやすくなる。

 *仰向けで寝る場合:バスタオルをロール状に巻いて長い枕を作る。

 *横向きで寝る場合:背筋がまっすぐになる高さにする。

②布団に入ったら何も考えない

 布団=眠るだけの場所 とする。

  どうしても考えることがある場合は、布団から出て考える。
  または、朝目覚めてから布団の中で考える習慣をつける。

本番

①布団に入ったら、仰向けになって少し手も足も開き気味にする

②1.で行ったように脱力して上下の歯を離す

③体全体もリラックスさせる

 <肩>

 a) 息を吸いながら、肩に思い切り力入れ

 b) 1~2秒息を止める

 c) 一気に息を吐きながら脱力

 <胸>

 a) 息を吸いながら、胸に思い切り力入れ

 b) 1~2秒息を止める

 c) 一気に息を吐きながら脱力

 <腹>

 a) 息を吸いながら、腹に思い切り力入れ

 b) 1~2秒息を止める

 c) 一気に息を吐きながら脱力

 <太もも>

 a) 息を吸いながら、太ももに思い切り力入れ

 b) 1~2秒息を止める

 c) 一気に息を吐きながら脱力

 <足の先>

最後に足先からその日すべての疲れとストレスを追い出す気持ちで、大きく息を吐き出しながら、足の脱力を行う。

 ↓

何回も行っていると、手のひら・足の裏辺りが少し温かくなった感じがしてくる。
また、掛布団が今までよりも重く感じたら上手く脱力できた証拠。

⑤最後にもう一度、下記2点を確認し、眠りに入る(このまま一晩中眠るのがベスト)
 ・顎の力が抜けていること
 ・上下の歯が離れていること

自己暗示

呼吸に意識を傾け、吐くときに脱力する。
 →手足、おなかが温かくなってくる

息を吐くときに自分がリラックスできる言葉を唱える。
(「リラックス」「楽」等なんでも可)
また「噛んではいけない」「歯を合わせない」等を言い聞かせる。

次の朝、今あるすべての症状が無くなり、すっきり爽やかに目覚める自分をイメージ
…しながら眠りに入る

まとめ

『自己暗示ができれば、症状のほとんどは劇的に改善します。』

と、手渡された小冊子『「噛みしめ」「歯ぎしり」について』の最後に記されているのですが…

これ。本当に効果があるのです。

あったのです!

事実、これを実践できてきた頃の私の「歯のしみる」は、かなり改善されておりました。

すごいな、自己暗示!

完全に習慣付けてしまえば、これほど楽な改善方法もない♪

自分がやる気にさえなって、実践していけば、本当によくなっていったからね!

「噛みしめ」「歯ぎしり」が気になっている方は、是非、歯医者さんに行って相談してみてください。
脱力・自己暗示の方法を伝授または指導していただけるかと。

……私も。
あのまま、継続できていればきっとこんなことにはならなかった(T_T)

転職し、予想以上に生活リズムが変わってしまい、せっかく教わったこの自己暗示もすっかり実行しなくなってしまったばかりに…
今じゃすっかり「マウスピース」利用者に…(T_T)

早く…こんな歯を食いしばって生きている生活を改善せねば…ッ!!

本当に、継続は力なり…

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